神戸女学院大学 翻訳実践特別講義(翻訳テクノロジー論)
- 授業の到達目標及びテーマ
翻訳テクノロジー(翻訳メモリ、ローカリゼーション、機械翻訳、ポストエディット、クラウドソーシング、人工知能)についての基礎を理解し、ハンズオン演習を通して基本原理と活用方法をマスターすることにより、各テクノロジーのメリット・デメリットについて一定の考えを述べられるようになる。 - 授業概要
ハンズオン演習を通し、実際のテクノロジーを体験する。
通訳翻訳に関するテクノロジーの鍵概念を学ぶ。
技術進化に伴う通訳翻訳行為のへの影響および変化・諸問題と可能性について議論する。 - 授業計画
a. ローカリゼーションの概要
b. 翻訳メモリ、機械翻訳+ポストエディット
c. YouTubeを使った字幕翻訳の方法
d. 翻訳の未来を考える(クラウドソーシング、機械学習、人工知能(深層学習)ディープラーニング) - 授業方法
パソコンを使って、実際のテクノロジーを使いながら翻訳を行う。 - 評価の基準
授業出席、授業内の演習、授業後の課題およびレポートで評価する。 - テキスト
購入は不要。適宜、以下のURLで配布する。 - 参考書・参考資料等
Chan, S.-W. (Ed.). (2015). Routledge Encyclopedia of Translation Technology. Routledge. - 授業以外の学習方法
『翻訳テクノロジーを学ぶ』(下記のサイト)で、予習・復習を行える。 - 留意事項
授業前までに、YouTubeのアカウント(無料)を取得しておくこと。Gmailを使っている方はそのアカウントを使用できるので、YouTubeにログインできることを確認しておくこと。
参考資料
機械翻訳と翻訳理論
翻訳メモリ
ポストエディットとプリエディット
- PE-week8.docx
- PE2018.doc
- The impact of Google Neural Machine Translation on Post-editing by student translators